VIDEO SALON 8月号の特集は「いま、恐怖を映す」。
フィルムからデジタルに代わり心霊写真が減り、編集技術が発展することと比例して心霊映像をシンプルに怖がることは以前より困難になりました。しかしだからといって、恐怖を映す映像表現が廃れていくことはなく、人々は変わらず、恐怖を求め、得体の知れない何かが映った映画・映像に魅了されています。今号では、そんな現代にて映像に「恐怖を映す」クリエイターにフィーチャーし、その「恐怖の映しかた」を実践的に解説いただくとともに、その深淵な魅力に迫っていきます。
ビデオサロンウェビナーの視聴方法
サブスクプランでもライブ配信を視聴できます。さらに過去100本以上のアーカイブも見放題。月2本以上ウェビナーを受講する場合はこちらのプランがお得です。
Peatixは単発受講用。ウェビナー当日23:55までお買い求めいただけます。1週間の見逃し配信付き。
【5月19日(月)開催】VSW294「コワゾー@怖くてゾッとする体験型ホラーの制作ノウハウを公開! リアルな恐怖を再現する“眼球POVホラー”の制作術」講師:佐藤 周/秦 敏樹

コワゾー@怖くてゾッとする体験型ホラーの制作ノウハウを公開!
このウェビナーでは、「眼球POV」という撮影手法を用いたホラーショートドラマを制作しSNSにて配信されている、コワゾーチャンネルをピックアップ! TikTokのホラードラマアカウントとしては国内一のフォロワー数を誇り、Instagram、YouTube等を合わせた総フォロワー数は120万人超え、総再生数は3億回を超えています。いったいどんな人が、何を考え、どうやって作っているのでしょうか? ディレクターの佐藤 周さん、秦 敏樹さんに制作の裏側とそのノウハウを公開していただきます。 ウェビナーの詳細はこちら
【5月26日(月)開催】VSW295「大森時生プロデューサーが明かす ホラーモキュメンタリーの魅力・プロデューサー目線の考え方」講師:大森時生(テレビ東京)

ホラーモキュメンタリーの魅力とは
このウェビナーでは、フェイクドキュメンタリーという手法で多くのホラー作品を制作しているテレビ東京の大森時生プロデューサーを講師に迎え、ご自身がこれまで作られてきた作品を例にしながら、ホラーモキュメンタリー制作におけるプロデューサーとしての思考法に迫ります。リアルとフィクションの境目を曖昧にしながら、見た後に他の作品では味わえない確かな恐怖を感じさせる大森さんの作品。その制作の舞台裏についてのお話などたっぷり伺います。ウェビナーの詳細はこちらから
【6月9日(月)開催】VSW298「令和のJホラームーブメントはなぜ起きた?『恐怖(ホラー)とはなんなのか』を考える」講師:佐々木 敦

なぜ今、ホラーなのか? 人はなぜホラーを求めるのか?
1990年代から2000年代にかけて、中田秀夫監督の『リング』(1998年)、清水崇監督の『呪怨』(2000年)などの作品が海外でもリメイクされ、いわゆる”Jホラー(ジャパニーズ・ホラー)”というジャンルが確立されました。その後も数々のホラー映画のヒット作が生まれ続けており、特に近年はホラー映画が多数制作されるようになって、その熱が再燃しています。
このウェビナーでは批評家・佐々木敦さんを講師に迎えます。佐々木さんは現在、フィルムアート社のWEBマガジン「かみのたね」にて「恐怖というフィクション――現代ホラー論序説」を連載中です。ウェビナーでは、「なぜ今、ホラーなのか?」「そもそもホラーとはなんなのか?」「なぜ人はホラーを求めるのか?」といった根本的な疑問を探求していきます。ウェビナーの詳細はこちらから
【6月10日(火)開催】VSW296「未来のホラー映像作家必見! 白石晃士監督が呪術のように実践してきた恐怖の方程式」講師:白石晃士

白石晃士監督が自身の作品制作について語り尽くす夜
このウェビナーでは映画監督の白石晃士さんをお招きして、ご自身の作品で実践している制作メソッドをたっぷりと語っていただきます。日本におけるフェイクドキュメンタリー作品の第一人者のひとりであり、ホラー映画作家として独自の世界観を提示してきた白石監督。最新作『近畿地方のある場所について』の公開も控えるこのタイミングで、『コワすぎ』シリーズ、『ノロイ』、『カルト』『サユリ』など、過去作にも見られる白石監督の“恐怖の方程式”を、企画、脚本、演出、音響、編集など各パートから紐解いていきます。また、本講演は公開インタビュー形式になりますので、参加者の方の質問にも可能な限りご回答いただく予定です! ウェビナーの詳細はこちら
【6月11日(水)開催】VSW297「ホラー映画のセオリーと作家性を両立させるには? 映画『みなに幸あれ』メイキング」講師:下津優太

オリジナル短編をきっかけに、商業映画監督デビュー! 下津優太監督のホラー演出を聞く
このウェビナーでは、日本で唯一のホラージャンルに絞った一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」(主催:KADOKAWA)第一回大賞を受賞した同名のオリジナル短編を原作として長編映画化した『みなに幸あれ』(2024)を題材に、原案・監督を務めた下津優太さんのホラー作品の演出術を紹介します。
ハリウッドをはじめとする、海外の映画業界ではホラー作品は、シナリオや映像演出が体系化されていることから新人監督の登竜門に位置づけられています。実際に駆け出しの頃に手がけたホラー映画のヒットをきっかけに、ヒットメイカー街道を歩んでいる映画監督が多数います。
下津監督は学生時代からCMやMVなどの映像ディレクターとして活動を続けながら、『みなに幸あれ』で商業映画監督デビューを果たされました。本作を通じて「自分の演出スタイルがホラーと相性が良いことにも気づいた」と語る下津監督に、ホラー映画としてのセオリーをふまえつつ、オリジナリティを込めるために心がけていることをお話いただきます。ウェビナーの詳細はこちら